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腱鞘炎について

  • 2024年04月13日
  • カテゴリー:ブログ

皆さん、こんにちは!いつもいしかわ接骨院をご利用いただきましてありがとうございます。さて、本日は「腱鞘炎」について説明させていただきます。腱鞘炎とは、手や腕の過度の使用や姿勢の悪化などによって引き起こされる疾患です。この症状は、手首や親指の付け根に炎症が起こり、手の動きを制限し、痛みを引き起こすことがあります。ここでは、腱鞘炎について詳しく解説し、予防や治療方法についても説明いたします。

1. 腱鞘炎の症状

腱鞘炎の主な症状には、以下のようなものがあります。

  • 痛み: まず第一はこれです!手首や親指の付け根に痛みが生じることがあります。特に手を使ったり、物を持ったりする際に痛みが増すことがあります。特にひどい場合は把持動作(ものをつまむうごき)で激痛が走ります。
  • 腫れと熱感: 状態が悪化すると、腱鞘と呼ばれる親指の周りがドンドン腫れてきます。そして、晴れがきつくなってくると触ったときに熱を感じたりすることがあります。
  • 動きの制限: 手の動きが制限されることがあります。特に握る動作や物を持ち上げる動作が困難になることがあります。

2. 腱鞘炎の原因

腱鞘炎の主な原因には、以下のようなものがあります。

  • 反復的な動作: 手や腕を繰り返し、同じ姿勢や態勢で継続して使うことによって、親指の付け根のところに負担がかかり、炎症が引き起こされることがあります。例えば、キーボードを使用する仕事や、ハンマーを使った作業などが挙げられます。
  • 怪我: 怪我や突然の負荷がかかった場合、それが原因となり繰り返しの外力が加わることによって腱鞘炎が発生することがあります。

3. 腱鞘炎の予防方法

腱鞘炎を予防するためには、以下のような方法があります。

  • 適切な姿勢の維持: 長時間のデスクワークを行う場合は、正しい姿勢を保つことが重要です。背中をまっすぐにし、腕や手首を適切な位置に保つように心がけましょう。
  • 休憩とストレッチ: 長時間同じ姿勢で作業する場合は、定期的に休憩を取り、手や腕を伸ばすストレッチを行うことが重要です。これにより、筋肉や腱を緩めることができます。
  • 適度な運動: 適度な運動を行うことで、筋肉を強化し、腱鞘炎を予防することができます。特に手や腕の筋肉を鍛えるエクササイズが効果的です。

4. 腱鞘炎の治療方法

腱鞘炎の治療方法には、以下のようなものがあります。

  • 安静と保護: 炎症が起きている場合は、手や腕を安静にし、炎症を起こしている部位を保護することが重要です。また、炎症を引き起こす可能性のある動作(痛みが伴う、または痛みが出るかもしれない動作)を避けることも必要です。
  • アイシングや冷シップ:炎症を抑えるためには、痛みがあるところしっかりと冷却することが有効です。また、炎症が収まった後にでも、再発する場合がありますので、少し痛みが取れたからと言って無理は絶対にしないでください。

腱鞘炎は、日常生活で避けられない動作や姿勢の悪化などが原因となり、手や腕の痛みや運動制限を引き起こす疾患です。しかし、適切な予防方法や治療を行うことで、症状を改善し、再発を防ぐことが可能です。自己管理や適切な医療の利用を通じて、健康な手や腕を維持しましょう。

最後までご覧いただきましてありがとうございます。引き続きいしかわ接骨院をよろしくお願いいたします。ご不明な点がございましたら一度当院までご連絡ください。